不銭(ふせん)のおもチャです。童謡の、12ヶ月の替え歌です。

 歌はゆかいなおもちゃ箱。音楽家としての人格、不銭(ふせん)のおもチャです。

 さて、今回の童謡の替え歌は、その月々に当たる歌の替え歌です。

 その中で、1月、3月、10月は、私が子供のころにはやった替え歌で、だれが造

ったのかはわかりません。

 そして、それをきっかくに、他の 月々に当たる童謡の替え歌を造ってみました。

 でも、まあ、2月、5月、7月、12月は、その月の行事でぴったりはまりますが

、その他の月は、私の感覚でソウしました。

 童謡替え歌12ヶ月

1月 元歌 お正月

 もう いくつ ねると お正月

 お正月には もち くって

 腹を こわして 死にましょう

 早く こいこい 霊柩車

 (替え歌者 不明)

 2月 元歌 まめまき

 鬼は そっち 福は うち

 パチッ パチッ パチッ パチッ 嫁姑

 夫は こっそり にげてゆく

 3月 元歌 うれしいひなまつり

 あかりをつけましょ ばくだんに

 おはなをあげましょ どくのはな

 五人ギャングにころされて

きょうは たのしい おそうしき

 (替え歌者 不明)

 あかりをつけましょ ろうそくに

 おはなをあげましょ きくのはな

 五人ギャングにころされて

きょうは かなしい おそうしき

4月 元歌 春の小川

 春の女は サラサラ ゆくよ

 岸野 スミレの レンゲの 穴に

 姿やさしく 色美しく

 さーせよ させよと ささやきながら 

5月 元歌 背くらべ

 頭のキズは おととしの

 5月5日の 勢力争い

 血出し タラタラ にいさんが

 守ってくれた うちのしま

 きのう 行ってみりゃ なんのこと

 やっと はらいせ おとしまえ

6月 元歌 かたつむり

 でんでん 無視 無視 無視された

 おまえの だじゃれは おもろない

 つまみだせ やめさせ あっちへゆけ

7月 元歌 七夕様

 頭は さらさら

 目の前は ゆれる

 お星さま きらきら

 電柱に ぶつかった 

 の坪に 転落

 わたしは のびた

 気がつくと みんなが

 あほかと 見てた

8月 元歌 うみ

 うみは ひろいな おおきいな

 湯気は 上るし 気は しずむ

 なにを おししゃる うさぎさん

 それは あんたの 寝しょんべん

9月 元歌 うさぎ うさぎ

 おカメ おカメ

 なにみて はねる

 15の おねえさま

 みて はねる

10月 元歌 もみじ

 秋の 夕日に 照る ハゲ頭

 濃いも 薄いも 数ある 中に

 道を 歩いて 自分だけ めだとうと

 おじさん はずすよ アデランス

 (替え歌者 不明)

11月 元歌 たきび

 かきねの かきねの まがりかど

 つけ火だ つけ火だ 八百×で

 あ太郎か デコッ八チ 

 ニャロメに ベシに ケムンパス

 12月 元歌 赤鼻のトナカイ

 不細工な 顔の おにいちゃんは

 とても 見れない 怖い顔

 でも その年の 肝試しの日

 町内会 会長は 言いました

 暗い 夜道は むちゃくちゃの

 おまえの 顔が やくにたつのさ

 いつも 泣いてた おにいちゃんは

 今宵こそはと よろこびました

 解説

 4月といえば春。春といえば、大人の替え歌でも紹介しているこの歌かな。

 6月といえば梅雨。梅雨といえば、雨大好きのかたつむりで、この歌かな。

 8月といえば海水浴。海水浴のうみの歌といえば、この歌かな。

 9月といえば月見。月見といえば十五夜お月さまで、この歌かな。

 10月といえば山は紅葉でいっぱい。紅葉といえばこの歌かな。

 そして11月。こがらし1号がふくのは、だいたい11月。それに、寒いが、たき

火ができるほど、大量の、紅葉の落ち葉が残っているのは、11月ころだろう。とい

うことで。

 では、チャン チャカチャンのおー チャンチャン