鉄道せっちゃんです。阿武隈急行への鉄旅、抜粋編集版を投稿いたします。

　鉄道のメイリングリスト「ＢＲＦＣ」から下車しました。鉄道マニアとしての人格
、鉄道せっちゃんです。
2010年８月８日（日）。阿武隈急行に鉄旅してきました。その、ＢＲＦＣでのメール
の抜粋、編集版を投稿いたします。

＊＊　阿武隈急行概略
　阿武隈急行の前身は、1968年に開通した、旧国鉄の丸森線です。当初、この丸森線
は、福島駅まで延伸する予定でした。しかし、国鉄の方針転換や、諸事情があり、そ
れがかなわず、また、国鉄有数の赤字路線となり、1986年、ＪＲ線としての廃止が決
まりました。
　しかし、これを、宮城県と福島県が協力して、第３セクターとして受け継ぎ、1986
年には福島駅まで延伸し、今の路線となりました。
　うーん、でも、経営状態は、あまり芳しくないようです。
　（ウイキペディア　阿武隈急行線　参照）

＊＊　鉄道せっちゃんは、別区域で、同じ文字、同じ発音（読み方）の駅の切符をゲ
ットするという、鉄の趣味を持っています。

　阿武隈急行は、JRの福島駅の1番線ホームの先にある。改札にてフリー切符を買お
うとしたら、阿武隈急行は、第１日曜日しか、フリー切符を販売していないとのこと
だった。
　うーん、他のローカル線だったら、大抵毎週土日に販売しているのだが。これは企
業努力してほしい。
　でも単独でも身割がきくとのことで、まず終点の槻木駅まで乗りつぶし。

　福島　９時45分　発　槻木　11時６分　着
　阿武隈急行　阿武隈急行線　普通列車　槻木行き

　車内放送は自動放送で、まず、前触れのチャイムが鳴る。機器用によっては、それ
は、「チャランポラン」ともきこえる。駅名は、発車時、到着時共に、2回くりかえ
される。まあ、ここまでは、別に珍しくはないとは思うが、発車時の最初の放送では
、駅名をいう前に、その地域にちなんだキャッチフレーズをつけている。たとえば、
兜駅においては、

　「民話の里、兜」

など。これは、音鉄の人にはいいかも。
　さて、阿武隈急行においても、ゲット対象の駅が４駅あるのだが、槻木駅では、駅
員さんに相談を持ちかける。
　阿武隈急行の駅のほとんどが無人駅で、列車では、整理券を発行している。フリー
切符はないし、1回ごとに下りて整理券をゲットするのでは、時間効率がかなり悪い
。それで、事情話して、乗車したまま、整理券をいただけないかと相談を持ちかけた
のだ。
　これに対し駅員さんは、整理券は耐熱法式で、時間と共に文字が消えてしまうとの
ことだった。それでは、往復乗車券はどうかときくと、これは印刷法式で消えないだ
ろう。また、起点の駅でなくとも、全ての往復駅の組み合わせが買えるということで
、往復乗車券にて切符をゲットすることにした。
　また、乗車した列車が、折り返し丸森行きとなり、丸森駅は有人駅とのことで、切
符購入は丸森駅で行うことにする。

　槻木　11時34分　発　丸森　11時58分　着
　阿武隈急行　阿武隈急行線　普通列車　丸森行き

　下車し、構内踏切をわたって駅舎へ。そして、往復乗車券として、　大泉⇔二井田
を2組・兜⇔横倉を１組、加えて、槻木からの整理券を見せて、福島駅までの乗車券
も買う。
　これにて、文字は違うが発音同じの、関西本線加太（かぶと）駅とのペア完成。他
の駅は、まだ、ペアとなる駅の切符をゲットしていない。
　ところで、大泉⇔二井田の往復乗車券を２組買ったのは、隣通しの駅で運賃が安い
から。
　また、こちらには、土産物も販売していたので、「ちり丸饅頭」、３個が真空パッ
クされている物を二パック、お土産として買う。
　しかし、この饅頭、一瞬、アニメ「ちびまるこちゃん」の関連商品かと思ったが、
こちらは福島県なので関係ないだろう。
　そして、時間もいいので、ここでランチタイム。福島駅で買った「牛肉の味噌漬焼
弁当」は、白御飯の上に、味噌漬け焼きの牛肉が乗っているという、シンプルで、牛
肉がわかり易く主張されて、おいしい弁当だった。
　イスに座って食べようとすると、売店の店員さんが、テーブルまで誘導してくれ、
お茶までサービスで入れてくれた。
　店員さんありがとう。
　また、私の旅のことをきかれたので、この阿武隈急行に乗り、切符をゲットしたこ
とを伝えた。すると、店員さんは、この近くに、鉄道博物館（？）のような施設がで
きることになっているので、同じ駅名のことについて、提案したいと言ってくださっ
た。
　まあ、この先、それがどうなるかはわからないが、そのような話がでるだけでも、
うれしい。

　丸森　12時39分　発　福島　13時34分　着
　阿武隈急行　阿武隈急行線　普通列車　福島行き

　ここまでです。　なお、詳しい鉄旅の経路については、「ＢＲＦＣ」のメイリング
リストを参照ください。
　それでは、車庫に帰ります。
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