お遍路さんもいいけれど、本間 食郎の三浦七福神めぐり その1準備

 三浦よいとこ2度3度おいで、どっこいまぐろ。 と、言うことで、かってに神奈
川県は三浦市の宣伝マンをやっている、本間 食郎(ほんま くろう)と言う人格で
す。

 さて、みなさんは、わが、神奈川県三浦市にある、三浦七福神めぐりというのをご
存知でしょうか。
 私、本間 食郎は、1992年、三浦市に移り住んで19年目の2010年、急に思い立って
三浦七福神めぐりを、徒歩にて行うことを決意しました。
 と、言っても、視覚障害者の私一人では、道筋もわからず、危険を伴います。それ
で、三浦市社協に協力を御願いして、まず、実行のための計画を立てることとなり
ました。

 10月19日(火)
 この日の夜、自宅近くの市民センターにて、私、社共の職員1名、ボランティア1
名で、顔見世と、私から計画の説明、実施するための課題について話し合いました。
 その結果、七福神事務所よりいただいた地図が、バス用の物で、徒歩には適さない
ことがわかりました。
 また、ボランティア一人では、負担が大きいのではという意見もだされました。
 でも、まだ、七福神めぐりの日まで時間があるので、まず、次の集まりまでに、徒
歩用の地図を作ってみようということになりました。

 10月31日(日)
 本当は、前の日に行くつもりだったのが、神様の、この日にしなさいというお告げ
か、30日は、台風の到来で一日中雨。それで、1日伸ばし、三浦七福神めぐりの事務
所のある、海南神社に行きました。
 目的は、徒歩用の、三浦七福神めぐりの地図を作成してほしいという願掛け、いや
お願いでした。
 以下の書面も携えて、事務所の職員さんに、検討してほしいというかたちでお願い
してみました。

ーーーーー ここから

海南神社三浦七福神めぐり 担当者の皆様
                  お願い
                               ○○ ○○
 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
 私は、三浦市に住む、視覚に障害を持った者です。
 また、三浦市に移り住んで、来年、20年となります。そういうこともあって、来年
の1月15、16日に、徒歩による三浦七福神めぐりを計画しています。
 ところがです。スタッフと打ち合わせをしたところ、そちらの事務所よりいただい
七福神めぐりの地図は、バス用であり、徒歩においては、利用がたいへん困難だと
いうことがわかりました。
 それで、以下のことを、お願いさせていただきます。

 1. 徒歩用の三浦七福神めぐりの地図を作成してください。
 2. 地図は、全体の物と、ホイントとポイントの物(一番から二番、二番から三
番、三番から四番、四番から五番、五番から六番、六番から七番、七番から一番)の
物を作成してください。
 3.ホームページで三浦七福神のパンフレットは掲載されていますか?もしされて
いなければ、掲載してください。

 江戸時代、江ノ島の弁財天様は、視覚障害者の杉山和一に、管針法という、針治療
のための技法を授けられました。
 海南神社弁才天様におかれましては、なにとぞ、徒歩による三浦七福神めぐりの道
しるべを、お授けくださいますようお願い申し上げます。

ーーーーー ここまで

 ありがたいことに、前向きに検討するような言葉が返ってきました。

 11月28日(日)
 書面にて願掛けしたことがどうなっているのか。この日、七福神めくりの事務所の
ある海南神社に行ってみました。まず、お参りをすませ、事務所にきいてみると、巫
女さんがなにかを探している様子でした。これは…と思って待っていたら、本を持っ
てきました。それは、三浦七福神めぐりのガイドブックでした。これには詳細な地図
が付いていて、これがあれば、バスから徒歩から、そのめぐり方がわかるという本で
した。
 実はこの本、今年リニューアルして発行した物でしたが、巫女さん、うっかり忘れ
ていたとのことでした。
 まあ、ノーテンキな巫女さんですが、彼女を導かれたのは、やはり、三浦の弁財天
様でしょう。
 私は、その本を買い(500円)、お礼を込めて、今一度弁才天様を参らせていただ
きました。
 これで、地図の方はなんとかなるぞ。また、ボランティアの方も先に申し出ていた
だいた方に加え、ライトセンターにて、ボランティアをお願いすればなんとかなるだ
ろう。
 と、いうことで、翌29日、そのむねを社共に電話したら、なんと先に申し出てくれ
たはずの方が辞退したとのことでした。それで、改めて、観光ボランティアに依頼し
、ボランティアを探しているとのことでした。
 これで、計画はふりだしにもどり、とにかく社共からの電話を待つしだいとなりま
した。
 だが、神様は、七福神様は、私をお見捨てにはなりませんでした。
 12月9日、ボランティアが見つかったとの電話が入り、14日の日に、同じセンター
で、打ち合わせをすることとなりました。
 今回のメンバーは、三浦七福神めぐりを心得ておられる観光ぼらんティアの方1名
、加古に福祉活動をされていた誘導ボランティアの方2名、そして、社共の職員1名
で、ガイドブック、他と、照らし合わせながら、具体的に計画をたてることができま
した。
 そして、これにて、当日を待つのみとなりました。