お遍路さんもいいけれど、本間 食郎(ほんま くろう)の三浦七福神めぐり その3三崎口駅から第6番まで

 2011年1月15日(土)
 本日は、かなり歩くので、朝飯をしっかり食べて、御前7時ごろ家を出る。
 ボランティアの方との待ち合わせ場所は、三崎口駅で、三崎口行きのバスに乗る。
 そのバスで、これも三浦七福神様のお導きか?偶然、観光ボランティアの方に遭遇
する。三崎口駅には、7時30分ころに着く。
 待ち合わせ時間は、8時としていたが、バスが着いて10分ほどして、誘導ボランテ
ィアの方がこられた。と、いうことで、予定より 15分ほど早く出発。
 さて、私の三浦七福神の巡り方だが、第7番から順に、第1番へと向かう計画を立
てていた。
 そして、これから向かうのが、第7番の、寿福大黒天(じゅふくだいこくてん)様
がまつられている、延寿寺(えんじゅじ)。
 三崎口駅から宮田までは、ほぼ直線の、平坦な歩道を歩く。歩道の右側には畑が広
がり、今はキャベツを栽培しているとのことだ。
 バスのほぼ1区間を歩き、そして、大通りから路地に入り、到着。
 お寺に入る前に、ボランティアの方に、お寺と大黒天様についての案内板を読んで
もらう。各寺社に、このような案内板が設置されているとのことだ。
 まず、御朱印書を買い、朱印帳に張ってもらう。三浦七福神巡りでは、朱肉の印を
押すのではなく、それが書かれた紙を買って、帳面に張る形をとっている。
 このお寺には、大黒天様だけでなく、鬼子母神様の像もまつられている。
 対応していただいた住職さんは、あはきの免許を持った方で、
 特にお灸は、この寺では、500年の伝統を持って行っているとの話だ。
 ただ、今は、お灸も免許制度になっているので、ちゃんと専門の学校に行き、国家
資格の免許を取ったとのことだった。
 私も、あはきの免許は持っており、意気投合して、分かれる時には、御神酒をもら
った上に、握手までした。
 続いて、第6番の、鶴園福禄寿(かくおんふくろくじゅ)様がまつられている妙音
(みょうおん)寺に向かう。
 道筋は、街から山へと入る、なだらかな上り坂で、アスファルトで舗装はされてい
るが、人も車もほとんど通らない。なんか、低い山を登っているような感じだ。
 途中、養鶏場があり、ニワトリの鳴き声がきこえた。
 さて、このお寺は、密教真言宗に属するが、山の中の密かなお寺という感じだ。
 でも、住職さんは若い。
 まず神様に手を合わせるが、そこは仮の社で、本来の社は、そこから、きつい30段
ほどの階段を上がった所にあるとのことだ。しかし、足を滑らせケガをする人が多か
ったので、今は立ち入り禁止となっているそうだ。
 うーん、今は厳しい修行よりも、安全第1。
 朱印書を張ってもらう時、 七福神巡りの所に、7番の朱印書が張られていないと
の指摘をうける。帳面をざっと見てもらうと、別項目の、「七草巡り」の所に張って
あった。この帳面には、七福神巡りだけでなく、七草巡りの朱印帳もかねており、先
の住職さん、貼る所を間違えたようだ。
 でも、こちらにも、そちらのお寺の朱印書があったので、それも含めて、所定の位
置に朱印書を張ってもらう。

 つづく