お遍路さんもいいけれど、本間 食郎(ほんま くろう)の三浦七福神巡りその5 第3番から第1番まで

 1月16日(日)
 本日の集合は、午前8時に、バス停三崎港に面した三崎公園。といっても実際は、
小さい広場のような所だ。
 本日のメンバーは、昨日、ガイドしてくださった観光ボランティアの方、そして、
昨日とは別の誘導ボランティアの方と、私の3人である。
 第2番、白浜毘沙門天(しらはまびしゃもんてん」様のまつられている、慈雲(じ
うん)寺に行くには、海岸を透るコースと、峠をこす、バス路線いそったコースがあ
る。本日は風が冷たく、海岸を歩くと、その風がまともに当たるので、峠ごえのコー
スを歩くことになった。
 その道の側面には、今、大根を植えた畑が広がり、道路というか、舗装されたあぜ
道という感じだった。
 また、畑の向こうの海から、風車がよく見える。そして、天気の良い日は、海の向
こうの、東京湾、房総半島が見えるとのことだ。
 海よりはましかもしれないが、山のおろし風も強く、冷たかった。ちなみにここは
、三浦氏で最も高い位置にあるとのことだ。
 頂上を過ぎて、いくらか下った所に、滋雲寺がある。また、その周辺には、毘沙門
天様をあがめる集落があるとのことで、なんか、古き時代にタイムスリップしたよう
な感じがした。
さて、毘沙門天様だが、前は毘沙門堂という所に安置されていたのだが、管理上の問
題から、今は場所を移しているとのことだ。
 朱印書は得たものの、ここでものりがなく、私ものりをもってくるのを忘れたので
、帳面にはさんだ。
 そして、いよいよ最後の、金光恵比寿尊(こんこうえびすそん)様のまつられてい
る、圓福(えんぷく)寺に向かう。
 圓福寺は、三浦海岸沿いに位置し、慈雲寺からは、江奈湾、松輪湾を通って行く。
 私たちは、その海岸に沿った道を歩いて行った。
江奈湾周辺は、戦後まもなくまでは、原始の姿をそのまま残す所として教科書にもの
ったそうだが、今は、開発が進み、その姿も、かなり縮小しているとのことだ。
 また、海岸沿いには芦がはえている。
 松輪湾では、松輪鯖が有名。
 また、こちらの海からは、千葉県ののこぎり山が見えるとのことだ。
 ところで、鳥においては、ここでは、カラスではなく、カモメが主導権を握ってい
た。
 円福寺の山門は、昨年の暮れ、新しくなっているとのこと。しかし、
 庭にある、「マキ」という大木は、樹齢何年かはわからなりが、古く、幹も太い。
中には、幹が割れて、中が空洞になっている のがあるが、それでもたくましく生き
ている。
 お寺の奥さんは、焼き物を趣味としていて、それも販売しているとのこと。せっか
くなので、宝船にうさぎが乗っているという物を買う。
 また、 勢ぞろいした七福神の像があり、都合で、各の自社を回れない人のために
、ここだけで七福神を参れる配慮がなされている。
 ここには、のりがあったので、毘沙門様のを含め、朱印書を張ってもらう。
 こうして、二日間かけて行った三浦七福神巡りは、風は冷たかったが、天候にも恵
まれ、お昼前には無事達成することが出来た。
 でも、疲れた。足の筋肉はぱんぱんに張っていた。用事をすませた後は、寄り道す
ることもなく、金田バス停からバスに乗り、来た道をもどるような形で、終点の三崎
東岡へと向かった。
 そして、観光ボランティアの方、と誘導ボランティアの方にお礼を言って、バス停
にて解散となる。
 最後に、社協の職員の方、観光、および誘導ボランティアの方々、そして、三浦七
福神様ありがとう。

 突然ですが、鉄道マニアとしての人格、鉄道せっちゃんです。三浦七福神巡りは、
1月中ですが、2月から12月においては、鉄道の駅スタンプラリーのごとく、寺社
周囲の飲食店にスタンプをおいて、スタンプラリー方式で、回るなんて企画はどうか
な。