鉄道せっちゃんです。寝台あけぼの、鉄旅紀行文の抜粋版です。

 鉄道のメイリングリスト「BRFC」から下車しました。鉄道マニアとしての人格
、鉄道せっちゃんです。
 来年は廃止になるかもしれない、寝台あけぼのに乗ってきました。BRFCに投稿
した紀行文のうち、あけぼのに関するところだけを抜粋編集して投稿いたします。

春は、あけぼのからの鉄旅 メール抜粋版

 ああ、寝台列車が、温泉が、切符が駅弁がおれを呼ぶ(今回のメインは、寝台列車
)。
 と、いうことで、二人のML仲間に続いて、私もあけぼのに乗車した。

 2010年5月14日(金)
 本日は、会社の送迎バスにて三崎口駅に向う。品川駅までの経路は、
まず、パスもで改札内に入り、

 三崎口 18時5分 発 京急久里浜 18時17分 着
 京急久里浜線 普通列車 京急久里浜行き 

 中で食べた弁当メニューは、スーパーの弊店半額セールで買ったえだまめコロッケ
2コ、レタス、手作りおにぎり1コ。

 京急久里浜 18時20分 発 品川 19時17分 着
 快特 品川行き

 車内では、品川駅到着寸電待て熟睡。
 と、3月、4月の鉄旅と、ほぼ同じパターンで移動する。
 だが、ここからは違う。東海道新幹線には乗らず、山手線乗り換えで、上野駅に向
うのだ。そして、上野駅から、寝台あけぼのへの乗車となる。
 切符は、予めかっていたので、それを見せて連絡改札からJRに入る。そしてここで
上野駅からの誘導をお願いする。が、その前に山手線への誘導。
 駅員さんありがとう。
 上野駅では、あけぼのに乗車する前に、やらなければならないことがあった。それ
は、緑の窓口に行き、切符を予約すること。迎えにきてくれた駅員さんが、「あけぼ
の乗車まで、まだ時間がありますがどうしますか」と言ってくれたので、渡りに船で
、まず、緑の窓口までの誘導をお願いする。
 目的とする切符は、「寝台北斗星」の寝台券。だが、1ヶ月前だと言うのに、A個
室はすでに満席、しかし、B寝台は18コあいていた。と、いうことで、来月6月は、
北斗星乗車の鉄旅が実現するはこびとなった(ちなみに、この日使った現金は、これ
のみ)。
 あけぼのは、13番ホームから、21時15分発の予定だが、20時20分ごろには、もうそ
のむねを伝える放送が流れた。
 20時50分ごろ、あけぼのが入線し、さきほど誘導してくれた駅員さんがきて、車両
のドアまで誘導、車掌さんとバトンタッチとなる。
 駅員さんありがとう。
 さて、ここからもう、食い鉄モードに入る鉄道せっちゃん。ML仲間の情報による
と、秋田駅では4分停車で、その間駅弁がホームで買えるとのことだった。それで、
だめもとで、車掌さんに、ハタハタの駅弁を買いたいのだが予約はできないかときい
てみる。もし、予約ができれば、ホームに出ても買い物がスムーズに行くし、うまく
いけば、中まで店員さんに持ってきてもらえるかもしれない。
 ところが、車掌さんいわく、「自分は、秋田駅で交代なので、中まで持ってこれな
い」と、車掌さんが駅弁を持ってくるという話になってしまった。
 そして、到着までによい方法を考えると言ってくださり、分かれた。


 5月15日(土)
 午前6時に起床。用をたしに車内のトイレに向う。あけぼののトイレのドアは2重
になっていて、最初のドアを開けると平行に二つドアがある。しかし、両方とも和式
トイレ。うーん、でも、これもなんかおもしろい。
 6時15分ごろ、車掌さんが私のところにやってきた。そして、交代する車掌さんが
駅弁を持ってくると言ってくれた。
 車掌さん、多大なるご配慮ありがとう。
 ただ、はたはたの駅弁はない場合には、違う駅弁でもよいかとたずねられ、私は、
それでもありがたいと承諾した。
 6時25分ごろ、車内放送が入る。その時に、秋田駅での駅弁販売のことも放送して
いた。
 そして、交代の車掌さんが駅弁を持ってきてくれた。残念はたはたの駅弁はなかっ
たが、店のお勧めの、「とりめし」をもってきてくれた。
 車掌さんありがとう。
 そして、この駅弁が、本日の朝飯。モジは、大館の「鶏めし」。「鶏」と書いて」
トリ」と読むのかな?確か何年か前に食べた記憶がある。容器は長方形で、3/4が
鳥そぼろ御飯。その上に、おかず(クシに2コささっただんごが1本など)、1/4
は、フルーツにおしたし。鳥はやはり、比内地鶏、御飯はあきたこまちかな?
 そして、ここで反省。駅弁は、前もって、店に注文しておけばよかった。車内放送
で、お店が、車両のどの位置にあるかを知らせてくれるので、白杖を持って列車を出
れば、昔ながらのお店の人の手渡しが体験できたかも。
 私の向かいは、多分ご夫婦だろう人が、仲良くいろいろ話していた。その中に「玄
刃(くろば)亭」の話が出てきた。このお店は、わが三浦市のまぐろのお店の中でも
、とても有名なお店で、私は、三浦市に移り寸手以来、ずっとひいきにしているお店
だった。
 それで、私の体の中にいる、三浦氏の宣伝マンとしての人格、本間 食郎が目覚め
た。そしてつい、話に連結してしまう。ちなみにこの二人は、横浜在住で、それなら
と、私は、お勧め料理として、店の若旦那と相談して開発してもらった「五色のまぐ
ろのさしみ丼」について説明させてもらった。二人は、これから青森に行かれるとの
ことだが、奥さん(?)から、そのメニューが食べたくなったと行っていただいた。

 さて、ここで、本間 食郎(ほんま るろう)よりおまけ。「五色のまぐろのさし
み丼」について説明いたします。

 五色のまぐろのさしみ丼
 これは、数ヶ月前、私が玄刃亭の若旦那にお願いして作ってもらった一品です。そ
れで、多分まだ裏メニューの段階ではないかと思います。
 内容は、ごはんの上に、五色、いわゆる5種類のまぐろのさしみ系のグザイが載っ
た丼です。そのグザイとは、あかみ、ちゅうとろ、おおとろ、なかおち、そして、お
店のオリジナルまぐろのゆっけです。
 でも、そのままだと、互いのグザイがエゴを主張するので、ヤマカケして味を調和
させています。
 器は、平べったい円形で、器を回しながら食べるのがおしゃれです。

 その二人は、青森駅ではなく、大鰐温泉駅にて下車された。
 私は、終点の青森駅に下車で、 あけぼのは9時56分に到着。


 終わり。
 それでは、車庫に帰ります。
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